ピカソが好んだボーダーシャツをポール・スミスさんがアレンジした展示(撮影:小野正博〈fort〉)(提供写真)

 「アルルカンに扮したパウロ」(左の絵)と同じひし形模様を壁にデザインした部屋(上)、赤い壁に並べたピカソの闘牛の絵画(撮影:小野正博〈fort〉)(提供写真)

 「TOKYOレインボー夏祭り」で楽しめるサイバー輪投げのイメージ画像(提供写真)

 メロンを盛り付けた「堀内果実園」のかき氷(提供写真)

 メディコム・トイの「30th アニバーサリー ベアブリック」(BE@RBRICK TM&(C) 2001―2026 MEDICOM TOY CORPORATION.All rights reserved.)(提供写真)

 ピカソが好んだボーダーシャツをポール・スミスさんがアレンジした展示(撮影:小野正博〈fort〉)(提供写真)  「アルルカンに扮したパウロ」(左の絵)と同じひし形模様を壁にデザインした部屋(上)、赤い壁に並べたピカソの闘牛の絵画(撮影:小野正博〈fort〉)(提供写真)  「TOKYOレインボー夏祭り」で楽しめるサイバー輪投げのイメージ画像(提供写真)  メロンを盛り付けた「堀内果実園」のかき氷(提供写真)  メディコム・トイの「30th アニバーサリー ベアブリック」(BE@RBRICK TM&(C) 2001―2026 MEDICOM TOY CORPORATION.All rights reserved.)(提供写真)

 ◎今週の一推しイベント

 【18日(土)】

 ▽「ピカソ meets ポール・スミス 遊び心の冒険へ」(~9月21日、港区)

 巨匠パブロ・ピカソの作品約80点を新たな視点で鑑賞できる展覧会が、六本木の国立新美術館で開催されている。2023年にパリ国立ピカソ美術館で開催されたピカソ没後50年の特別展を基に再構成した国際巡回展。

 本展の最大の特徴は英国のファッションデザイナー、ポール・スミスさんによる会場レイアウトだ。同館のキュレーター、ジョアンヌ・スヌレッシュさんは「全く違う分野の人に参加してもらい、ピカソ作品の本質を鮮明にしたかった」と狙いを語る。

 入り口を飾るのは、自転車のサドルとハンドルバーを組み合わせた彫刻「牡牛の頭部」。続く部屋ではモデルの顔や服の上にピカソが落書きのような表現を加えたファッション誌「ヴォーグ・パリ」を展示。スミスさんは「牡牛も雑誌も、常に人と違った視点で物事を考えるピカソの原点がわかる作品だ」と言う。

 社会の貧困層に目を向け、深い青色で人々を描いた“青の時代”のセクションでは「男の肖像」のみを象徴的に展示した。一転、キュビスムの起点とされる「アヴィニョンの娘たち」のための習作などを展示した空間は鮮やかなピンクで仕上げ、生涯を通じて重要テーマだった「闘牛」の絵画は真っ赤な壁面に配置。ピカソの生命力を感じさせる。

 創作の原動力だったという“子ども時代”がテーマの部屋には、息子を描いた「アルルカンに扮したパウロ」などを並べ、パウロの衣装と同じ水色と黄色のひし形のパターンで壁をポップに彩った。「子どものような姿勢で人生に向き合い続けたピカソの精神を表現してみた」とスミスさん。

 「私のファッションの仕事との共通点も発見できた。シンプルなデッサンから陶芸まで、ピカソは生涯好奇心を絶やさなかった。遊び心あふれた作品と会場を見て、感じて、楽しんでもらいたい」

 ○そのほかのお薦めイベント

 【18日(土)】

 ▽「TOKYOレインボー夏祭り」(~8月31日、港区) 

 真夏の天候や気温を気にせずに、涼しく快適な環境で遊べる屋内型イベントが、お台場の「デックス東京ビーチ」で開かれている。

 会場内には、日本の伝統的なお祭りの装飾と最先端のデジタル映像技術を融合させた没入型の空間が広がる。スタジオを囲む巨大LEDビジョンに大迫力のデジタル花火や金魚、スイレン、星空などが映し出され、夏の情緒を演出。鮮やかに発光するサイバー輪投げや射的などを楽しめる縁日のコーナーも。

 プレーヤーの動きに合わせて映像がリアルタイムに連動するインタラクティブゲームでは、全身を使って「サッカー」と「ボウリング」を体験。大人と子どもが共に参加できる催しだ。

 ▽「ひんやりスイーツ・グルメ大集合」(~8月31日、墨田区)

 バラエティー豊かな冷感メニューをそろえ、涼を満喫できる食のイベントが東京スカイツリータウンで行われている。

 注目は、半玉にくりぬいたメロンをぜいたくに使用した「堀内果実園」のかき氷。「祇園辻利」のいちごミルクなど、名店の華やかな限定スイーツも提供している。

 「ココノハ」の夏野菜と豚しゃぶのさっぱりしたパスタや、「宮武讃岐うどん」の清涼感あふれるすだちうどんなど季節に合ったグルメも用意。

 隣接の東京スカイツリー展望台では、金魚や風鈴など日本の夏を象徴するモチーフでフロアを飾る「涼空の絶景 in TOKYO SKYTREE」(~9月9日)を開催。夜間には夏限定の特別ライティング「向日葵」「金魚遊泳」「花火」で彩られる。

 【25日(土)】

 ▽「メディコム・トイ 30th アニバーサリーエキシビション」(~30日、渋谷区)

 日本のトイメーカー「メディコム・トイ」が、設立30周年を記念する展覧会を、表参道ヒルズの「スペース オー」で開く。

 1996年の創業以来、「自分たちが欲しいものをつくる」というスローガンのもと、国内外の映画やアニメのキャラクターからファッションまで幅広いカルチャーを立体化。2001年に発売したクマ型のブロックタイプフィギュア「BE@RBRICK(ベアブリック)」は世界中で愛され、“おもちゃ”を大人も収集したくなる「アート」に進化させた。

 会場には同社のソフトビニールやブロックタイプの新旧フィギュア、全900種が勢ぞろい。1960年代の人気特撮テレビドラマ「快獣ブースカ」の主人公や、「踊る大捜査線」シリーズの青島刑事、モノトーンの「不二家のペコちゃん」などが登場する。国内外アーティストやスポーツ選手とのコラボレーショングッズや、人気ファッションブランド「ブリジット タナカ」とのコラボバッグも並び、世代を超えて楽しめる空間となる。

 展示のテーマは「100年後の世界」。同社の赤司竜彦代表は「僕たちが目指すのは人々をワクワクさせる、時代を超越した普遍的なものづくり。新たな創造への挑戦を、作品を通して感じてほしい」と話した。