石油化学工業協会は16日、プラスチックなどの原料となるエチレン生産設備の6月の稼働率が66・5%(速報値)となり、過去最低を更新したと発表した。中東情勢の緊張緩和で原料のナフサ価格が落ち着くのではとの期待から、無理に稼働させず様子見する動きが出たという。
過去最低となるのは67・3%だった今年4月以来、2カ月ぶり。6月は米国とイランが戦闘の即時終結を盛り込んだ覚書に署名した。これまでは高値でも中東以外からナフサの代替調達を進めていた。エチレンを仕入れてプラスチック製品などを製造するメーカー側の需要も一時期に比べると落ち着いたことも影響した。
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