【ニューヨーク共同】米カリフォルニア州など12州は13日、米メディア大手パラマウント・スカイダンスによる同業ワーナー・ブラザース・ディスカバリー(WBD)の買収差し止めを求め提訴した。総額1100億ドル(約17兆8千億円)に上るハリウッド史上最大規模の再編が実現するかどうか、司法判断が焦点となる。
提訴はカリフォルニア州が主導し、ニューヨーク州などが参加。反トラスト法(独占禁止法)違反だと主張し、カリフォルニア州の連邦地裁に訴訟を起こした。判決が出るまで買収を完了しないよう両社に求め、応じない場合は一時差し止めを申し立てる。
訴状などによると、12州は、買収により米国内で劇場公開映画とケーブルテレビ番組のそれぞれ約3分の1が寡占されると主張。「選択肢が狭まり、消費者は値上げを強いられ、作品の質も落ちる」と訴えている。
これに対しパラマウントは同日「事実にも法律にも反する」との声明を発表した。米動画配信大手ネットフリックスなどに対抗するためだと反論、争う姿勢を示した。
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