長崎県は12日、事業採択から半世紀以上を経て未完成の石木ダム(川棚町)を巡り「有識者の意見を聞く場」の初会合を開いた。平田研知事や、治水などの専門家9人が出席。専門家からは事業計画見直しを求める意見が出た。平田氏は終了後の取材に「論点整理をし、私なりの判断をする」と述べた。会合は約3カ月かけて複数回開く。
初会合で、治水に詳しい元国土交通省技官の宮本博司さん(73)は、県側がダムの重要性を示す根拠とする雨量の算定方法が不適切と指摘。「計画変更の必要性は明らか」と話した。別の識者からは、既存の水源で十分とする意見や、環境影響の再評価を求める声が上がった。
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