【ワシントン、カイロ共同】米ニュースサイト、アクシオスは10日、米国とイランが来週にもスイスで協議を再開する可能性があると報じた。トランプ米大統領は、イランとの協議継続に同意したと交流サイト(SNS)に投稿。攻撃の応酬は沈静化しており、関係国の仲介で緊張緩和と協議再開に向けた動きが活発化している。

 一方、イラン外交筋は10日、共同通信に対し、米国との最終合意に向けた協議を再来週の20日以降に実施する方向で調整が進んでいると明らかにした。

 トランプ氏はSNSで、米国がイランに対し「停戦は終了したと明確に伝えた」とも表明。エネルギー輸送の要衝ホルムズ海峡の商船通航を巡りイランが強硬姿勢を崩さない中、硬軟両様の姿勢を示し協議を有利に進めたい意向とみられる。

 イランのガリバフ国会議長は10日、「米国が覚書の合意を破れば、全面的な防衛態勢で断固として立ち向かう」と述べ、米側をけん制。「この紛争がイランの降伏で終わることはない」と主張した。