栃木県保健福祉部は9日、口の中や手足に発疹が出る「手足口病」について、県内27の定点小児科医療機関当たりの患者数が県全体で5.19人となり、警報レベルの基準値5.00人を超えたと発表した。県全域で警報レベルとなるのは、2024年11月以来。
県によると、直近1週間(6月29日〜7月5日)で、県内6保健所管内のうち5カ所で基準値を超えた。内訳は、県東が最多の11.00人で、県北7.60人、宇都宮5.43人、安足5.50人、県西5.00人。県南は0.83人だった。
2週前(6月22日〜28日)は県北のみ5.20人で基準値を超えていた。県全体では、3週前(6月15日〜21日)の2.11人、2週前の2.00人から急増した。
調査は指定した定点医療機関で実施。終息基準は、定点当たりの患者数を2人としている。県は「飛沫(ひまつ)や接触などで感染する。手洗いや、せきエチケットの徹底を心がけてほしい」と呼びかけている。
手足口病は、主に乳幼児の手や足、口などに水疱(すいほう)性の発疹が表れる。発熱や喉の痛み、食欲不振などの症状を伴い、まれに髄膜炎や脳炎を起こすこともある。例年、夏に流行する。
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