【ワシントン共同】米共和党のトランプ政権が11月の中間選挙を見据え、野党民主党内で台頭する急進左派を「共産主義者」と呼び、危機感をあおるキャンペーンを展開している。民主党が「過激化」しているとのイメージを植え付ける思惑とみられるが、1950年代の反共産主義運動「赤狩り」を想起させるとして懸念の声も上がる。
「米国で共産主義が台頭している。第1次、第2次大戦よりも大きな危険にさらされている」。トランプ大統領は8日、訪問先のトルコで、共産主義の台頭が「国際問題になっている」と主張し、急進左派を敵視した。
中間選挙に向けた民主党の予備選では、ニューヨーク州など各地で「民主社会主義者」を自称する候補が勝利し、急進左派が勢いづいている。
こうした動向を踏まえトランプ氏は、7月4日の建国250年を祝うイベントなどで繰り返し、共産主義への警戒感をあおった。レビット大統領報道官はテレビ番組で「これは昔ながらの民主党ではない。本格的な共産主義革命だ」と訴えた。
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