【ジュネーブ共同】欧州連合(EU)の気象情報機関「コペルニクス気候変動サービス」は9日、今年6月の西欧の平均気温が20・74度となり、6月として観測史上最高だったと発表した。世界全体では平均16・54度で、2024年に次ぐ史上2番目の暑さだった。
欧州は6月後半に激しい熱波に襲われ、英国やフランス、ドイツなどで最高気温の記録を更新する場所が相次いだ。熱中症などの健康被害や、高温と乾燥による山火事も発生した。欧州全体の平均気温は19・14度で、19年に次ぐ史上2番目だった。
北緯60度から南緯60度の6月の平均海面水温についても、平均20・86度と6月として過去最高を記録した。これまで最高だった24年を0・01度上回った。南米ペルー沖から西の海域にかけて海面水温が高い状態が続く「エルニーニョ現象」が発生したことも影響したとしている。
コペルニクス気候変動サービスは「気候システムに熱が蓄積し続けている」と指摘し、世界各地で人々の生活や生態系へのリスクが高まっていると警鐘を鳴らした。
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