米スペースXの生成AIグロックのロゴ(ゲッティ=共同)

 【ニューヨーク共同】宇宙開発と人工知能(AI)開発を手がける米スペースXは8日、生成AIの新型モデル「グロック4・5」を発表した。自律的に複雑な業務をこなす機能を備え、処理の速さと料金の安さをアピール。先行するオープンAIやアンソロピックに対抗する。

 新型モデルはAIが自ら段取りを考えて業務を遂行する「エージェント」機能に優れるとしている。会話形式の指示だけで高度なプログラムを構築するほか、複雑なデータ集計や図表入りのプレゼンテーション資料も自動作成できるという。

 競合他社の最新AIと比べ、同じ作業に必要なデータ処理量を効率化し、より素早く回答を導き出せると説明した。

 新型モデルは、ソフトウエア開発用のAIを手がける新興企業カーソルと協力して開発した。スペースXは6月に600億ドル(約9兆7千億円)でカーソルを買収すると発表していた。

 スペースXのイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)は自身のX(旧ツイッター)で「より速く、効率的で、低価格だ」と強調した。