イラン沖のホルムズ海峡に浮かぶ商船=6月30日(イラン学生通信提供・AP=共同)

 【ニューヨーク共同】8日のニューヨーク・マーカンタイル取引所の原油先物相場は大幅続伸し、指標の米国産標準油種(WTI)の8月渡しが前日比3・08ドル高の1バレル=73・52ドルで取引を終えた。6月22日以来、約半月ぶりの高値。米イラン関係の緊迫化で中東からの原油供給が滞るとの懸念から買われた。一時は76ドル台まで上昇した。

 トランプ米大統領がイランとの戦闘終結を宣言した覚書が失効したとの認識を示したことで、地政学リスクが警戒された。米政府がイラン産原油の制裁緩和措置を撤回したことや、米軍による空爆も相場を押し上げた。