衆院議運委理事会=8日午後、国会

 与野党は8日の衆院議院運営委員会理事会で、皇族数確保のための皇室典範改正案を10日の議運委で審議入りし、採決する日程を決めた。同日中に本会議に緊急上程し、採決する運びでも大筋合意した。これに先立ち、自民党は与党提出の衆院議員定数削減法案の今国会成立断念を中道改革連合に伝えた。野党から要求された高市早苗首相出席の衆院予算委員会集中審議の会期内開催も確約。与野党は空転が続いた衆院の正常化に合意した。

 衆院では与党に加え、野党第1党の中道も条件付きで皇室典範改正案に賛成する方針。少数与党下の参院では、野党第1党の立憲民主党が反対方針を決定したが、国民民主、参政両党などが賛成の見込みで、今国会成立の公算が大きい。成立すれば1947年施行以来、実質的な内容を伴う本則の改正となる。

 自民の梶山弘志国対委員長は8日、中道の重徳和彦国対委員長と断続的に会談。定数削減法案の成立断念方針を伝達したほか、皇室典範改正案と与党提出の「副首都」構想関連法案の審議に協力を呼びかけた。