津市で2018年、時速146キロで走る車がタクシーに追突した事故で、長男朗さん=当時(31)=を亡くした大西まゆみさん(66)が8日、三重県名張市の県立名張高で講演した。今国会で危険運転致死傷罪に数値基準を設ける自動車運転処罰法改正が成立。改正を強く訴えてきた大西さんは、生徒らを前に「数値はまだ高いが、画期的なことだ」と語った。
事故は18年12月29日夜に発生。タクシーに乗っていた朗さんら4人が死亡した。現場の法定速度は60キロで、車を運転していた男は危険運転の罪で起訴されたが、一、二審とも過失運転と判断され確定した。「常識とあまりにもかけ離れていた。血の通った判決がほしかった」と振り返った。
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