松本洋平文部科学相は8日、東京都内で講演し、現役世代の運動実施率向上やスポーツに親しめる身近な場の確保を軸とした「健康・活躍社会」実現のための計画を発表した。生産性向上、医療費削減により約12兆円の経済効果が見込めるとの試算も示し、関連施策の推進に意欲を示した。

 スポーツ庁の2025年度の調査では、週1回以上運動する20歳以上の割合は5割強にとどまり、目標に掲げる70%に遠い状況が続く。計画では、企業内での運動を促す仕組みの構築や地域住民と学校の共用プール、体育館整備に取り組む。

 松本氏は「働き盛りの人たちにいかに運動をしてもらうか。問題意識を持って取り組まなければ」と述べた。