ホンダの関連会社「アステモ」(東京)と日産自動車の子会社「ジヤトコ」(静岡県富士市)が、デジタル技術を活用した次世代車開発で協業に向けた検討を始めたことが7日、分かった。ホンダと日産は協業交渉を続けており、今夏にも合意することを目指している。傘下企業同士にも協業範囲が広がることで、次世代車の開発加速が期待できる。
アステモはホンダが近く出資比率を61%に引き上げて子会社化する予定で、ジヤトコには日産が75%を出資する。いずれも自動車部品を供給する大手サプライヤーだ。自動運転機能などをデジタル空間上でシミュレーションしたり、分析したりする技術の共同開発を目指す。
ホンダと日産は、次世代車の中核部品となる電子制御ユニット(ECU)の共通化も検討している。両社の経営統合は破談したが、開発分野では関係強化の動きが鮮明になってきた。
次世代車は、高度なソフトウエアを搭載した車「SDV(ソフトウエア・デファインド・ビークル)」。インターネットを通じてソフトを更新することで機能の追加が可能になる。
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