個人情報保護委員会は7日、2025年度に企業や行政機関による個人情報の漏えいなどの報告は前年度比8%減の1万9417件だったと発表した。政府が7日閣議決定した報告書に盛り込んだ。前年度は民間企業で大規模漏えいがあったが、減少した。
委員会に報告した企業や行政機関の数を集計した。そのうち、民間企業は1万7139件で約1割減少した。指導や助言は455件、勧告は2件、命令は1件だった。24年度は、社会保険労務士向けのシステムへの不正アクセス関連で漏えい件数に3千件弱の計上があった。
国や地方自治体といった行政機関は約2割増の2278件だった。身代金要求型コンピューターウイルス「ランサムウエア」によるサイバー攻撃が相次いだことが背景にある。
これらとは別に、マイナンバー関連の情報漏えいなどの報告は約8割減の392件だった。民間企業同様に、前年度の大型事案がなくなった影響。
委員会は、23年度から現在の形で毎年漏えいなどの件数を集計している。
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