富田昇吾(宇都宮)が4度目の優勝と大会史上初の連覇を達成した。優勝4回の記録は、約半世紀たった現在も破られていない。

 予選を突破した大会史上最高の156選手が塩原CCの決勝に進出。前年は高麗グリーンで、ベントグリーンに戻しての開催。快晴微風の絶好のコンディションの中、熱戦を繰り広げた。

 中コーススタートの富田は好調のドライバーショットで他を寄せ付けず、安定したゴルフを披露。唯一、3コースで30台をマークした。4度の優勝はすべて塩原CCが舞台で、そのうち3回が3オーバー111ストロークとなった。「ウッド系がよく当たった。手前、手前から攻めた。連覇の気持ちは当初からあり、果たせてうれしい」と喜んだ。

富田の連覇を伝える下野新聞(1978年10月18日付)
富田の連覇を伝える下野新聞(1978年10月18日付)

 2位には近年力を付けている高橋淳介(足利)が食い込んだ。最後の中コースをパープレーにまとめ一気に2位に浮上した。3位は大登正雄(宇都宮)。塩原CCのメンバーだけにコースを熟知、中コースを1アンダーで回って猛追した。2年後にチャンピオンに登りつめるが、この大会はその布石となった。

 歴代王者では池頭嘉弘(佐野)は16位タイ。後に2018年の日本シニア(18年)と日本ミッドアマ(18年)、21年の日本ミッドシニアを制し、日本を代表するプレーヤーとなった亀井隆(桐生)も初挑戦して、48位タイに終わった。23歳だった。“結城の飛ばし屋”得能三郎(結城)はスコア誤記で失格となった。

【第13回大会・一般男子の部】

①富田 昇吾(宇都宮)111(37、37、37)
②高橋 淳介(足 利)115(41、36、38)
③大登 正雄(宇都宮)116(42、35、39)
④石下 有良(今 市)116(38、40、38)
⑤小山田孝士(宇都宮)117(38、44、35)
⑥船山 栄重( 〃 )119(39、39、41)
⑥沼尾 荘三(今 市)119(39、42、38)
⑥伊沢 安雄(矢 板)119(39、39、41)
⑥天生目康夫(馬 頭)119(41、39、39)
⑩斎藤 兼光(藤 原)120(39、41、40)
⑩長  芳弘(足 利)120(41、38、41)
⑩沼尾 行正(真 岡)120(40、40、40)
⑩佐々木喜堂(鹿 沼)120(43、35、42)
⑩平山 定光(大田原)120(40、41、39)
⑩野原  勝(宇都宮)120(40、38、42)
⑯山本悌二郎(小 山)121(40、40、41)
⑯神山 佳也(栃 木)121(41、39、41)
⑯相場 信夫(足 利)121(38、44、39)
⑯柴崎 義光(佐 野)121(39、39、43)
⑯粗  芳治(足 利)121(39、38、44)
⑯粕谷 修司(上三川)121(39、42、40)
⑯佐藤 昌弘(今 市)121(42、38、41)
⑯本沢 利雄(那 須)121(41、39、41)
⑯池頭 嘉弘(佐 野)121(40、38、43)
㉕大平 広一(那 須)122(42、40、40)
㉕平山 正夫(氏 家)122(40、39、43)
㉕岡本 文雄(黒 羽)122(40、39、43)
㉕石川 敏広(小 山)122(42、39、41)
㉕鈴木 雄二(古 河)122(41、42、39)
㉕小林 正義(栃 木)122(40、39、43)
㉕高野 博志(矢 板)122(43、39、40)
㉜根本 吉美(矢 板)123(39、38、46)
㉜中野 和衛(小 山)123(41、40、42)
㉜八木 啓政(宇都宮)123(39、42、42)
㉟渡辺  敦( 〃 )124(42、38、44)
㉟木嶋 一治( 〃 )124(41、42、41)
㉟亀山 幸夫( 〃 )124(40、42、42)
㉟奥富 英治(上三川)124(41、40、43)
㉟橘 登志郎(藤 原)124(44、41、39)
㉟泉  秀夫(宇都宮)124(43、38、43)
㉟高橋 正通(藤 原)124(39、40、45)
㉟高松久仁雄(益 子)124(40、40、44)
㉟沼尾 一行(那 須)124(42、43、39)
㉟山中 宏文(古 河)124(41、41、42)
㉟広田 次雄(鹿 沼)124(42、40、42)
㉟駒庭  明(宇都宮)124(40、38、46)
㉟羽川 米豊(足 利)124(42、38、44)
㊽斎藤 正臣(栃 木)125(40、43、42)
㊽斎藤 重成(那 須)125(42、38、45)
㊽亀井  隆(桐 生)125(44、39、42)
㊽菊地  哲(大 平)125(41、42、42)
㊽清水 英憲(白 河)125(40、39、46)
㊽斎藤 勝好(鹿 沼)125(42、41、42)
㊽佐藤 邦雄(那 須)125(44、38、43)
㊽東城  稔(宇都宮)125(42、40、43)