椅子に座る時間が長い人ほど、腰痛になりやすいと言われる。作家にとっては職業病のようなものか。数多(あまた)の「腰痛文学」の中でもノンフィクション作家高野秀行(たかのひでゆき)さんの「腰痛探検家」(集英社)は同情と哀れみ、笑いを誘う異色の体験記である