連合は3日、今春闘での傘下労働組合の賃上げ要求に対する企業側回答が、平均月額1万6400円、賃上げ率は5・01%(対前年比0・24ポイント減)だったとの最終集計結果を公表した。5%以上を3年連続で達成。一方、中小は4・69%(同0・04ポイント増)で大台を下回った。中小の労働組合関係者からは、大企業との賃金格差を懸念する声も上がっている。
厚生労働省の毎月勤労統計調査によると、物価変動を考慮した1人当たりの実質賃金は4月まで4カ月連続のプラスだが、中東情勢などで物価高騰が続いており、賃上げが暮らしの安定につながるかどうかは不透明だ。
同日に記者会見した仁平章副事務局長は「賃上げが当たり前の社会に向けて、一歩前進できた結果ではないかと受け止めている。中小も頑張った」と述べた。
連合によると、1日時点の5368労組の回答を分析した。うち組合員が300人未満の中小は計3831労組。月額では1万2866円アップとなった。
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