京都大の吉田キャンパス=京都市左京区

 文部科学省は3日、世界最高の研究水準を目指す「国際卓越研究大学」の審査で、京都大が認定水準を満たすと結論付けたと発表した。今夏中にも正式決定され、国が設置した10兆円規模の大学ファンド(基金)の運用益を活用した最長25年間の財政支援が始まる。2026年度の助成額は200億円前後となる見込み。認定は東北大と東京科学大に続いて3校目となる。

 松本洋平文科相は閣議後会見で「諸外国のトップレベル大学をリードする研究大学となることを強く期待している」と述べた。多額の資金が投入されることに触れ「国民の厳しい目が向けられていることも自覚した上で、しっかり取り組んでいただきたい」と話した。

 卓越大は、研究力強化に取り組む大学を支援する制度。これまでに2回公募があった。昨年12月の文科省有識者会議の審査で京都大は、研究体制の強化計画が不十分と指摘され、候補に選ばれたものの改善後に改めて審査することになった。