3日の国債市場で、長期金利の指標である新発10年債(383回債、表面利率2・7%)の利回りが上昇し、一時2・810%を付けた。日本相互証券によると、1997年5月以来、約29年ぶりの高水準。 政府が策定を進める経済財政運営の「骨太方針」で日銀の利上げをけん制すると伝わり、日銀が物価上昇に適切に対処できないとの懸念から国債が売られて利回りが上がった。 財務省が2日に実施した10年物国債の入札結果が低調だったことも、国債の売りを促す要因になった。