日本酒を振る舞うグザビエ・チュイザさん(左)=2日、パリ(共同)

 【パリ共同】世界的なワインの権威らが日本酒の魅力をPRするイベントが2日、パリで開かれた。フランス最優秀ソムリエに選ばれたこともあるグザビエ・チュイザさんと、ワイン業界で最難関の資格といわれる「マスター・オブ・ワイン」の称号を持つ大橋健一さんが協力。チュイザさんが日本酒に合わせたフランス料理を考案し、参加者は絶妙なペアリングに舌鼓を打った。

 宝酒造(京都市)の松竹梅白壁蔵(神戸市)で造られた限定酒「然土」などが振る舞われた。宝酒造によると、然土は酒米の栽培から徹底して環境に配慮し、従来に比べ温室効果ガスを大幅に削減した酒造りを実現した。宝酒造は環境保護の意識の高い欧州で市場の開拓を目指している。

 イベントにはフランスのほか、英国やイタリア、スペインなどの飲食業界関係者らが招かれた。魚料理を中心にチーズに合う日本酒も提供され、参加したジュリアン・ルジョーさん(27)は「日本酒は種類も豊富でポテンシャルが高い」と満足そうだった。

 2人はそれぞれ国際的な日本酒コンクールの審査会のトップを務めている。