【ワシントン共同】米ワシントンの連邦大陪審は2日、首都中心部の人工池を壊したとして、器物損壊罪でデービッド・ハーン被告(67)を起訴した。米メディアによると、被告はカヌーの元米代表五輪選手。人工池を巡っては、トランプ大統領が建国250年に合わせた目玉の一つとして改修工事を進めたが、底の塗装剤が剥がれるなどのトラブルが発生。トランプ氏が「破壊行為があった」と激怒していた。
ワシントンの連邦地検トップのピロ連邦検事は記者会見で、国立公園局の職員が6月19日、被告が塗装剤を剥がすのを目撃したと説明した。
NBCテレビによると、被告は同19日に一時拘束された。取材に対し、サイクリング中に立ち寄り、破壊行為はしていないと話していた。
人工池はリンカーン記念堂とワシントン記念塔の間に広がる観光名所。公民権運動を率いた故マーチン・ルーサー・キング牧師が1963年、「私には夢がある」と演説し人種間融和を訴えるなど歴史的な舞台になってきたが、水漏れや藻の繁殖が問題となっていた。
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