旅行大手JTBは2日、夏休み期間(7月15日~8月31日)の海外旅行者が前年同期比8・8%減の217万人になる見通しだと発表した。円安で費用がかさみ、北米やオーストラリアなど遠い地域が敬遠されがちだ。新型コロナウイルス禍が収束した2023年以降初のマイナスとなるという。物価高による節約志向で国内旅行も苦戦する可能性がある。
海外旅行の1人当たりの平均費用は6・3%増の32万3千円と推計。円安が現地での消費額を押し上げるほか、中東情勢の悪化を受けた航空燃料の高騰に伴う燃油特別付加運賃(燃油サーチャージ)の引き上げも響く。
旅行先は航空券代も安い近場が人気で、韓国が26・2%とトップ。台湾が16・2%で続いた。
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