クイズノックの伊沢拓司=東京都千代田区

 伊沢拓司(左)とふくらP=東京都千代田区

 クイズノックのふくらP=東京都千代田区

 クイズノックの10周年スペシャルブック「十字路」

 クイズノックの伊沢拓司=東京都千代田区  伊沢拓司(左)とふくらP=東京都千代田区  クイズノックのふくらP=東京都千代田区  クイズノックの10周年スペシャルブック「十字路」

 クイズ集団「QuizKnock(クイズノック)」が活動開始から10周年を迎え、その歩みを振り返るスペシャルブック「十字路」(KADOKAWA)を刊行した。中心メンバーの伊沢拓司は「クイズが自分の表現の手段になり、それでテレビに出られることはとてもラッキーです」と笑顔で語る。

 2016年にウェブメディアとして出発したクイズノックは現在、8人のメンバーがテレビ番組などに出演。公式ユーチューブの登録者は250万人を超える。

 大学生の頃から日本テレビのクイズ番組のスタッフだったふくらPは、名プロデューサー五味一男の下で働いた経験を持つ。「毎週の会議で、クイズの『見せ方』を学んだ」といい、後にユーチューブを立ち上げる際の責任者となった。

 TBSの「東大王」に出演し知名度を上げた伊沢と、裏方出身のふくら。2人が共にクイズを仕事にすると決意したのはクイズノック始動後のことだった。伊沢は「楽しいから始める学び」を届けるというコンセプトが、自分たちの「社会との約束」になったと明かす。

 「クイズ王」として名をはせる伊沢だが、強さが必ずしも視聴者にとっての面白さにつながらないことは熟知している。それでも日々の鍛錬は欠かせない。「僕は『悲しきクイズマシーン』なので呼ばれたら全力を出すしかない。ただし、ルール設定はお任せするので、僕の弱点を突いてくださいというスタンスです」

 本にはメンバー8人のインタビューや年表などを収録。ふくらは「頭がいいことのかっこよさを伝えたいとずっと思っていた」と語る。クイズを通じて発信した「努力や勉強はださくない」というメッセージは、中高生を中心に多くのファンに届いている。