東京都墨田区の賛育会病院を運営する社会福祉法人が2日、都庁で記者会見し、医療機関の一部の関係者以外に身元を明かさない「内密出産」制度を昨年3月に開始してから1年間に7人が利用したと明らかにした。うち2人は出産後に内密を解除した。親が育てられない子を受け入れる「赤ちゃんポスト」には新生児20人の預け入れがあった。
都も同日、有識者のチームが病院で受け入れた母子の安全確保や妊産婦支援の観点から制度を検証した結果を公表。
赤ちゃんポストと内密出産は熊本市の慈恵病院が実施しているほか、大阪府泉佐野市が自治体主導で2027年1月末の運用開始を目指している。賛育会病院は医師ら専門家の立ち会いがない「孤立出産」や新生児の遺棄事件が相次いだことを受け、制度を開始した。
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