福岡県大牟田市の三井化学大牟田工場で昨年7月、塩素系のガスが漏れた事故で、会社側が消防にすぐに通報せず、消防隊員がのどなどにけがをしたとして、福岡県警は1日、業務上過失傷害の疑いで当時の現場責任者を書類送検した。捜査関係者への取材で分かった。

 事故は昨年7月27日に発生。工場の配管が破損し、塩素系のガスが漏れた。午後5時半ごろ、工場の検知器が作動したが、工場関係者が地元消防に伝えたのは午後7時ごろだった。

 書類送検容疑は昨年7月27日、消防に直ちに通報をしなかったことによって、駆けつけた消防士ののどなどにけがを負わせた疑い。