大阪府貝塚市で1990~92年に見つかり、同府岸和田市の「きしわだ自然資料館」で収蔵していた化石を改めて分析したところ、白亜紀後期に生息していた海洋爬虫類モササウルス類の新種の可能性があることが分かったと、岡山理科大などのチームが1日、発表した。これまでに知られているモササウルス類の化石とは異なる特徴があり、さらに研究を進める。
モササウルス類はひれのある巨大なワニのような見た目で、肉食だった。化石は約7千万年前の地層で見つかった。
チームは、近年モササウルス類の研究が世界的に進んで分類が整理されてきた状況を受け、資料館に残る化石に注目した。岩石を取り除いて化石をきれいにし、国内で発見例がなかった上顎の先端部分など4点を新たに見つけた。
体長は推定6メートル。上顎の歯が前に張り出しており、モササウルス類のうちプログナソドン属というグループにみられる特徴だという。ただ、脳の近くの骨に血管が通る溝がない点は他のモササウルス類と異なっており、新種の可能性がある。
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