世界銀行グループのロゴ=2月、パキスタン・カラチ(ロイター=共同)

 【ワシントン共同】英紙フィナンシャル・タイムズは6月30日、世界銀行が中国への融資を2031年までに段階的に終了する方針だと報じた。トランプ米政権が「世界第2位の経済大国は国際機関から援助を受けるべきではない」と主張し、融資の停止を長年働きかけていた。

 世銀の融資は31年までで20億ドル(3200億円)の範囲内とし、その後終了する。このところ対中融資は減少傾向にあり、17年に24億ドルだった融資額は25年には7億5千万ドルにまで減少した。

 世銀は今年7月後半にこの計画を議論する予定だという。世銀の関係者は「中国との新たな関係の始まりだ」と話している。ロイター通信によると、世銀と中国との間では合意済みだという。