米企業が開発し、キッセイ薬品工業が国内販売する血管炎治療薬「タブネオス」(一般名アバコパン)の承認の根拠となった臨床試験論文を、米医学誌ニューイングランド・ジャーナル・オブ・メディシンが6月29日付で撤回した。公刊後、米食品医薬品局(FDA)の評価部門が調査で結果が操作されたと指摘、米国での承認取り下げを提案した。論文撤回は著者の一部が申し出た。
キッセイ薬品は取材に、試験データの解析には「関与していない」と説明。厚生労働省などに状況を報告し「対応について協議中だ」とした。
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