野党(手前側)が欠席したまま開催された衆院政治改革特別委=29日午後、国会

 衆院政治改革特別委員会は29日、自民党と日本維新の会が提出した衆院議員定数削減法案の趣旨説明を実施した。与党が審議入りを強行、中道改革連合や国民民主党など野党5党は欠席した。野党は衆参両院で一切の審議を拒否する方針で、国会は不正常になっている。

 特別委に先立ち、野党は美延映夫委員長(維新)に趣旨説明の中止を申し入れた。中道の落合貴之氏は記者団に「与党だけで審議を進めるのは異常だ」と批判した。

 法案は、衆院議長の下の与野党協議会で選挙制度改革と定数削減を検討し、法施行から1年以内に結論が出なければ比例45議席を削減する内容。