下野新聞の夏の全国高校野球選手権栃木大会の名物連載「白球の詩」。ともに夢を追った仲間との日々、胸に秘めた覚悟、知られざる親子の葛藤…。連載が始まった1980年以降の紙面から、心を揺さぶる珠玉のストーリーの数々を紹介します(7月7日まで毎日配信予定)。昨年公開分を含めた復刻記事一覧はこちら

【白球の詩】2014年(第96回大会)栃木・中野佐秀中堅手

 果敢に打球へと飛び込んだ。グラブの先で白球が弾む。サヨナラ打…。野球という共通言語で父と通じ合った栃木・中野佐秀中堅手の「夏」が終わった。

 栃木応援団が陣取る三塁側スタンド最前列から中野を見守る父・佐資さん。国学栃木高出身で、プロ野球阪神でも活躍した外野手だ。