米中央軍が27日に公開した、イランの施設とする地点への攻撃で上がる炎と煙の画像(米中央軍提供・ロイター=共同)

 ホワイトハウスに入るトランプ大統領=27日、米ワシントン(ゲッティ=共同)

 米中央軍が27日に公開した、イランの施設とする地点への攻撃で上がる炎と煙の画像(米中央軍提供・ロイター=共同)  ホワイトハウスに入るトランプ大統領=27日、米ワシントン(ゲッティ=共同)

 【ワシントン、テヘラン共同】米中央軍は27日、イラン国内やホルムズ海峡付近でイランの軍事目標10カ所を同日空爆したと発表した。空爆は2日連続で、イランが海峡付近で商船を再び無人機で攻撃したことへの対抗措置だとした。イラン革命防衛隊は28日にバーレーンやクウェートにある米軍拠点などへ報復攻撃を行ったと表明、再び応酬となった。トランプ米大統領は本格的な戦闘再開の可能性も示唆してイランをけん制。情勢は悪化し、停戦は不安定な状況に陥った。

 米イランは17日に戦闘終結の覚書に署名したが、軍事的緊張が高まっている。

 トランプ氏は交流サイト(SNS)で、イランが覚書に再び違反したと主張し、イランのミサイルと無人機の保管施設や沿岸のレーダー施設を空爆したと表明。「任務を軍事的に完遂せざるを得なくなるかもしれず、そのときはイランは存在しなくなる」と警告した。

 イラン国営英語放送局プレスTVによると、イラン南部ホルムズガン州シリクで複数の爆発音がし、ホルムズ海峡に近いケシム島にも攻撃があった。