下野新聞の夏の全国高校野球選手権栃木大会の名物連載「白球の詩」。ともに夢を追った仲間との日々、胸に秘めた覚悟、知られざる親子の葛藤…。連載が始まった1980年以降の紙面から、心を揺さぶる珠玉のストーリーの数々を紹介します(7月7日まで毎日配信予定)。昨年公開分を含めた復刻記事一覧はこちら

【白球の詩】1990年(第72回大会)日光・手塚洋投手

 開会式の余韻が残る開幕試合。そのマウンドに立ったのは今大会注目の右腕、日光・手塚洋だった。

 春の県大会で3試合26イニング強を投じ34奪三振。この実績を踏まえ大会前の評価はうなぎ上り。この右腕が開幕戦でどんなピッチングを見せるかがこの日のハイライト。ネット裏は開会式を終えた各校選手で埋まった。