エボラウイルスの電子顕微鏡写真(米疾病対策センター提供)

 【ジュネーブ共同】世界保健機関(WHO)のテドロス事務局長は24日の記者会見で、コンゴ(旧ザイール)東部で広がるエボラ出血熱の流行速度は依然として「対応を上回っている」と述べた。検査態勢の拡充は進んでいるものの、接触者の追跡はなお不十分で、感染の拡大阻止は難航しているとの認識を示した。

 フランス保健省が24日、コンゴから帰国した医師の感染確認を発表したことを巡り、テドロス氏は「最前線で対応に当たる人々が直面するリスクを改めて示すものだ」と指摘。これまでに約80人の医療従事者が感染したと明らかにした。

 一方、他の地域へのリスクは低いとして「パニックになる必要はない」とも語った。