【ブリュッセル共同】欧州連合(EU)は23日、アフガニスタンのイスラム主義組織タリバン暫定政権の当局者をEU本部があるベルギーのブリュッセルに招き、実務協議を行った。タリバンの報道官によると、難民申請が認められなかったアフガン人の送還に向けた課題や、欧州での領事業務再開などが議題となった。
EUによると、27加盟国のうち20カ国が欧州委員会に対し、アフガン出身で「重大な犯罪者や、安全保障上の脅威となる人物」の送還に向け、タリバン側との調整に乗り出すよう要求。今年1月には欧州委当局者がアフガンを訪問し、タリバン側と接触していた。
ロイター通信によると、23日の協議には、EU側からは欧州委当局者に加え15加盟国の代表が出席。タリバン報道官は今回の協議が「前向きな意思疎通につながることを期待している」とした。EU加盟国はタリバン暫定政権を承認していないが、ベルギーはタリバン側の5人に1日限りのビザ(査証)を発行した。
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