サンリオの辻朋邦社長は23日、オンラインで開いた決算記者会見で、元常務の斎藤陽史氏が米国子会社から計約2億5千万円に上る不正な報酬を受け取っていた問題について「ガバナンス(企業統治)に課題があった。多大なるご心配をおかけし、深くおわび申し上げる」と謝罪した。本社から子会社への監督を強化し、再発防止を図る方針も説明した。
斎藤氏は5月末に常務を辞任し、サンリオは社長を含めた幹部2人の報酬返納を公表している。辻氏が月例報酬の30%を3カ月間、専務1人が10%を1カ月間返納する。
斎藤氏は十分な承認手続きを経ず、報酬を不正に受け取っていた。サンリオは取締役の役割を管理監督に集中させ、子会社の業務執行とは分離させる。
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