戦後に皇籍離脱した久邇宮家の三男久邇朝宏さん(81)が22日までに共同通信の取材に応じ、皇族数確保策として旧宮家(旧皇族)の男系男子を養子に迎える案が議論されていることについて、「皇族となった養子が、国民からすんなりと受け入れられるのは難しいと思う」と述べた。自身の生き方を振り返り「特別な教育を受けていない人が突然、皇族として振る舞うのは難しい。相当な覚悟が必要」とも語った。
制度改正の動きが進む中、天皇陛下は11日の会見で「国民の理解が得られるものとなることを望んでいる」と、異例と言える発言をされた。久邇さんは「戦後、(旧皇族は)自由に生きてきた。本人の意思を尊重した制度にしてほしい」と訴えた。
久邇宮家は1947年に皇籍離脱した旧宮家の一つで、皇位継承順位18位だった久邇さんは当時3歳。父方の叔母が昭和天皇の后の香淳皇后で、上皇さまはいとこに当たる。
養子に応じる旧皇族がいたとしても「戻ってからが厳しい道のり」。皇族としての教育を受けてこなかった人物が、国民が望む活動ができるのかも疑問に思っている。
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