コロンビア大統領選の決選投票の用紙を有権者に手渡す担当者=21日、バランキジャ(ロイター=共同)

 コロンビア大統領選決選投票で、投票を終えポーズをとるデラエスプリエジャ氏(左から3人目)=21日、北部バランキジャ(AP=共同)

 コロンビア大統領選の決選投票の用紙を有権者に手渡す担当者=21日、バランキジャ(ロイター=共同)  コロンビア大統領選決選投票で、投票を終えポーズをとるデラエスプリエジャ氏(左から3人目)=21日、北部バランキジャ(AP=共同)

 【サンパウロ共同】南米コロンビアで21日、現職の任期満了に伴う大統領選の決選投票が実施され、地元メディアによると、トランプ米大統領が支持を表明した右派の弁護士アベラルド・デラエスプリエジャ氏(47)が勝利した。8月7日に就任し、任期は4年。南米にまた親米政権が誕生することになる。

 選挙管理当局によると暫定開票率99・7%時点で、デラエスプリエジャ氏の得票率は49・65%、現職ペトロ大統領の後継で左派のイバン・セペダ上院議員(63)が48・71%。

 トランプ政権は南北米大陸を中心とする西半球で米国の優位性確立を掲げ、中南米各国の選挙に介入。チリやホンジュラスの大統領選でトランプ氏を慕う右派が勝利するなど右傾化が進む。2022年に史上初めて左派政権が誕生したコロンビアにも影響が波及した形となった。

 コカインの世界的産地として知られるコロンビアは、麻薬対策で連携するなど長く親米国として歩んできたが、22年の前回大統領選で左派のペトロ氏が勝利した。