盲導犬の役割を伝える啓発イベントが20日、那須烏山市の南那須図書館で行われ、親子連れら約30人が盲導犬と館内を歩き、バリアフリー精神を学んだ。
盲導犬に誘導されながら図書館内を歩く参加者(左)=20日午後0時15分、那須烏山市田野倉
「盲導犬といっしょに図書館を歩こう」と銘打って行い、東日本盲導犬協会の久野(くの)さやかさん(40)らが講師、盲導犬のラブラドール・レトリバー2頭がPR犬を務めた。
参加者は視覚障害の種類や、街中でサポートする方法について学んだ後、実際に盲導犬と館内歩行。2頭は目隠しをした体験者を本棚まで誘導した。久野さんは「盲導犬の受け入れを拒否する施設がまだ多いが、法律の上でも図書館やお店に入れる」と伝えた。
イベント終了後に参加者とふれあう盲導犬たち
館内では盲導犬に関する図書約40冊を展示。市社会福祉協議会の「赤い羽根共同募金」についての講話もあった。
視覚障害1級の矢板市成田、荒川幸江(あらかわさちえ)さん(72)は白杖(はくじょう)を突いて出席。「実際に飼えるか分からないが、家の周辺だけでも犬と一緒に歩けたら」と話していた。
参加者の前で普段の訓練の様子を披露する盲導犬
歩行体験に参加したハイディ(右)とシンディー
ポストする




