【芳賀】町は15日、一般会計総額が前年度当初比17・4%増で、過去最高額となる87億5千万円の2019年度当初予算案を明らかにした。工事が本格化する次世代型路面電車(LRT)への整備費に14億8500万円を計上。見目匡(けんもくただし)町長は「LRT整備を具体的に広げていく一方、行政と住民が一体となった安心安全な町づくりを実現するための予算」と強調した。

 2022年の開業を目指すLRTの整備では、軌道建設の準備段階として車道や歩道を整備するための費用を計上。人口減対策として、定住促進補助費を拡充し、町に移住した40歳以下の人に50万円を、同18歳以下に5万円を支給する。

 町民が安全安心に暮らせる町づくりを目指し、防災士の資格を取るための補助費などを盛り込んだ災害対策費に4100万円を計上。交通事故対策として標識や路面標示の整備も行う。

 中学生まで現物支給の子ども医療費は、受診医療機関を町外にも拡充、7600万円を充てる。

 また、グリーンツーリズム実行委員会に20万円を計上したほか、中学生対象のイングリッシュキャンプを小学生でも実施する。

 歳入は町税が3・5%増の47億300万円。国、県の支出金は35・7%増の18億8300万円となった。