東京都北区の区立滝野川第三小で発生した火災で、出火当時、校舎4階の音楽準備室内で激しい火の手が上がっているのを男性教諭が目撃していたことが20日、警視庁への取材で分かった。捜査関係者によると、準備室にはストーブがあったという。警視庁は火元となった可能性もあるとみて、出火原因を詳しく調べる。

 警視庁と東京消防庁は同日、学校で実況見分した。

 警視庁によると、音楽準備室に隣接する音楽室では、5年生24人が授業を受けていた。同じ階の別の教室にいた担任の男性教諭は火災報知機のベルを聞いて準備室に駆け付け、角付近が激しく燃えているのを見た。

 既に校舎内の階段の防火扉が閉まり、4階の廊下は煙が充満していたため、教諭は生徒らを音楽室から屋外のひさし部分へ避難させたと説明している。消火器で消火しようとしたが、火の勢いは止まらなかったという。

 警視庁は当初、11人のけが人のうち、ひさしへ避難した児童2人が腕を折ったとしていたが、1人は骨折していなかったと説明を修正した。