赤ちゃんと直接触れ合う粟野中の生徒ら

 鹿沼市立粟野中で11日、市の「赤ちゃんふれあい体験交流事業」が行われ、3年生26人が命の尊さや家族への感謝を学んだ。

 体験を通して将来の子育てに対する期待や意欲を育む狙い。子育て支援を行う市内のNPO法人「レインボー」が主体となり、2017年から実施している。

 生後3カ月~1歳1カ月の母子7組と妊婦が訪問。生徒は泣いている赤ちゃんを抱っこであやしたり、ミルクをあげたりした。胎内の様子を超音波で撮影した写真が紹介され、身長約50センチ、体重3000グラムの人形を入れたマタニティジャケットを使った妊婦体験もした。

 小林奏音(こばやしかなと)さん(14)は「妊婦さんやお母さんの苦労が分かった。ここまで成長できたのは親のおかげだと改めて実感した」と振り返った。

 宇都宮市台新田町、信田祐子(のぶたゆうこ)さん(39)は10カ月の彩音(あやね)ちゃんと参加。「娘が慣れるまでたくさん抱っこをしてくれた。子育てを自分事として向き合ってくれてうれしい」と目を細めた。

 同事業は11月までに市内の各中学校で行われる。