原発から出る高レベル放射性廃棄物(核のごみ)を地層に埋める手法を研究する幌延深地層研究センター(北海道幌延町)は19日、12年前に地下350メートルの坑道に埋めたサンプルを掘り戻す試験現場を公開した。
地層処分では、放射性物質が地下水に溶けて表出するのを遅らせるため、金属容器と粘土で覆い、地下深くの岩盤に吸水性能を持つ土砂で埋設する計画になっている。センターは2014年に同じ条件のサンプルを埋め、周囲から注水。地下水がしみこむ過程をセンサーで計測していた。
今年5月に始まった掘り戻し作業では、採取した土砂に含まれる水分量や金属容器のさびの状態などを実際に検査。地下水が浸透しても性能を維持できるか調べ、28年度末ごろまでに報告書をまとめる。
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