【ワシントン、カイロ共同】米中央軍は18日、米軍によるイランの港湾封鎖を全面的に解除したとX(旧ツイッター)で発表した。バンス副大統領は同日の記者会見で、計1250万バレルの石油を積んだ船舶が17日夜にホルムズ海峡を通過したと説明。2月末のイラン攻撃開始後、最も高い水準だと強調した。米イランが17日に軍事作戦終結を盛り込んだ覚書に正式署名したことを受け、海峡の通航回復に向けた動きが進んでいるもようだ。
トランプ米大統領は、イスラエル軍と親イラン民兵組織ヒズボラが攻撃の応酬を続けるレバノンを含め、全ての戦線での停戦実現を期待すると交流サイト(SNS)に投稿した。覚書署名を念頭に「原油価格は下落し、株価は上昇している。市場はこの流れを歓迎している」とも指摘した。
イランの最高指導者モジタバ・ハメネイ師は18日、覚書の正式署名後初の声明を出した。「合意を成立させるため、さまざまな手段を講じたのはトランプ氏だった」と主張。今後の対米協議に関し「米国が過度な要求を突きつけても、決して屈服しない」と強調した。
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