参院予算委で答弁する高市首相=5日

 自民党の磯崎仁彦参院国対委員長は18日、立憲民主党の斎藤嘉隆国対委員長と国会内で会談し、高市早苗首相陣営による自民党総裁選や衆院選での中傷動画作成疑惑を巡り、首相が答弁を訂正した経緯を記した文書が22日の参院予算委員会理事会へ提出される見通しを伝えた。

 斎藤氏は、22日の予算委集中審議で首相にただすため、早急に回答するよう求めた。会談後、記者団に19日までの提出が望ましいとの認識を示した。

 首相は5日の参院予算委で、自身の事務所が動画の作成者とされる男性らとのオンライン会議を開催したと認める内容を4月3日付で週刊誌に回答したとの指摘に対し「秘書が事実と違うと申していた」と明言。その後、6月10日の衆院法務委員会で一転して「訂正する。秘書が勘違いした」と語っていた。

 磯崎氏はその後、首相の答弁内容に誤りがあったとして、斎藤氏に訂正を申し出ていた。

 斎藤氏は会談で、22日の集中審議の冒頭に首相自らが答弁訂正に至った経緯を説明すべきだと主張した。磯崎氏は「受け入れがたい」と述べた。