よくかんで食べる子は丈夫に育つ―。硬い餌を食べてよくかんだマウスはやわらかい餌を食べた時と異なり、運動で作られる骨の量や骨密度が増加するとの研究結果を、東京科学大などのチームが18日までの英科学誌に発表した。健全な骨作りには運動に加えてしっかりとかむことが重要である可能性を示し、子どもの健康な体作りに役立つとしている。
今回チームは、生後4~6週目の成長期に当たるマウスで実験をした。硬い飼料を与えてよくそしゃくするようにしたマウスと、やわらかい飼料を与えたマウスに壁を登る運動をさせ、それぞれ運動をしなかったグループと骨の状態を比べた。
その結果、硬い飼料を与えたマウスでは、運動をした場合の方がしなかったグループと比べ骨密度が約20%増え、骨の強さを示す数値も約40%向上した。骨を作る速さも約2倍に、作られる骨の量も約3倍になった。
一方、やわらかい飼料を与えたマウスでは、骨の強さや形成速度について、運動による有意な差は見られなかった。
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