大阪府庁で開かれた大阪メトロとの協議会であいさつする吉村洋文知事(右)=18日午前

 大阪府と大阪メトロは18日、同府南河内地域の公道を使った自動運転バスの実証実験で、大阪・関西万博で不具合が相次いだ電気自動車(EV)バスの活用を断念し、日野自動車のディーゼル小型バスに変更すると決めた。万博の「レガシー(遺産)」として転用する見込みだったが、安全性への懸念が解消されなかった。

 18日に府庁で開いた協議会で決定した。出席した吉村洋文知事は「万博の車両を使えれば一番良かったが、大事なのは自動運転の技術と未来。安全性を大切にしながら進める」と強調した。

 実証実験は7月から、それぞれ約8キロの2ルートで実施。約5カ月間は乗客なしで走行し、客を乗せられるかどうかを見極める。