愛知県弥富市で2024年、アパートに放火し、住人の男女3人を殺害したなどとして、殺人と現住建造物等放火などの罪に問われた無職佐藤忍被告(64)の裁判員裁判が17日、名古屋地裁(大村陽一裁判長)で開かれ、検察側は無期懲役を求刑した。弁護側は殺人と放火の故意を否認し、無罪を主張している。18日に最終弁論があり、結審する見通し。
検察側は論告で「3人の生命が奪われた結果は重大で被害者に殺されるような落ち度はなかった」と指摘。金を返してもらえずにいらだちを募らせたという動機も身勝手だと非難した。一方、知的障害の影響で殺意は強固とまではいえず、遺族らに慰謝料を払ったことを踏まえ、無期懲役が相当とした。
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