お茶入れを体験する児童

 【壬生】稲葉小で16日、5年生9人が旧壬生藩ゆかりの「鳥居茶」のお茶入れなどを体験した。

 児童は5月、上稲葉赤御堂で受け継がれている鳥居茶の茶摘みを体験。この日は「鳥居茶保存会」の会員から鳥居茶の歴史を学んだ。鳥居茶の名前は、廃藩置県で職を失った士族の授産のため、製茶工場を設立した壬生藩最後の藩主鳥居忠宝(とりいただとみ)にちなむという。

 同会会長で日本茶インストラクターの内山功(うちやまいさお)さん(73)が手もみによる製茶の方法や、茶を入れる際の最適な湯温や茶の量を紹介。児童は最後の1滴まで丁寧に湯飲みに注ぎ、2杯ずつ味わった。

 鯉沼彩人(こいぬまあやと)さん(11)は「1杯目は苦みが少なく、2杯目は苦かった。自分たちで摘んだ分、どちらもおいしかった」と話した。