宮城県石巻市で昨年6月、80代男性が市配布の殺虫剤を誤飲し死亡した事故を巡り、斎藤正美市長は16日の定例記者会見で、事故を公表しなかった理由に遺族の意向と警察の捜査を挙げ、従来の市の見解を繰り返した。遺族が反論している点には「関係者以外には公表してほしくないと聞いていた。捉え方の問題ではないか」と述べた。
市は今年3月、市議会の各会派に事故の報告をしたが、広く市民に知らせなかった。遺族は共同通信の取材に「公表を望んでいないというのはうそだ。死亡事故なのですぐに公表されると思っていた」と、5月下旬に事故が報道された後に市が示した見解に反発していた。
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